太陽の蓋

体験者談

自主上映会開催経験者から寄せられた体験談をご紹介いたします。

先日、私がメンバーとなっているNPO(コミュニティ活性化を目的としています)において、「太陽の蓋」の自主上映会を開きました。

ごく小規模とはいえ、上映会の開催は初体験だったので、いろいろと手探りでありましたが、なんとか無事開催し、参加者の方々には喜んでいただけました。

もし、「これから上映会を開いてみたいのだけれど、手順などよくわからないことも多く てどうしよう」と思案されている方々に向けて、ぜひ参考になれば、と思い、拙いながらも私の経験談をお伝えしたいと思います。

自主上映会を開くにあたって、決めるべき主な事柄は、通常、次のようになると思います。
(1)日時
(2)場所
(3)集客方法
(4)機材
(5)当日の段取り

私たちの場合は、こんな感じでした。

(1)日時:
NPOのメンバーが日中仕事を持っていることから、そもそも土日祝日しかないのですが、主要メンバーの都合により土曜日とし、(2)の場所を借りる関係から、13:30-16:30に決めました。

(2)場所:
区の福祉施設の会議室を借りることにしました。NPOの他のメンバーが、その会議室で開かれた別の上映会に参加したことがあり、じゃあ、そこにしようということになりました。区の施設なので、無料です。予約の際、現地確認したところ、天井から吊るすタイプのスクリーンはあったものの、せっかくの映画としては面積が小さく迫力に欠けると感じたところ、その会議室の壁が白くて大きく平らであったため、そこに直接投影することにしました。これはとても良かったと思います。なお、会議室なので、前の人の頭を気にせず観られるということでは、キャパシティは、最大25名程度を想定していました。

(3)集客方法:
facebook上の私たちのNPOのページに告知する方法をとりました。これは、私たちが行う他のイベントと同じ方法です。重ねて、興味を持ちそうな人たちに個別にメッセンジャーで誘いました。ちょっと難しかったのは、キャパシティがそもそも小さいので、あまり来すぎても困ると 思い、どれくらい個別に誘えばよいか迷ってしまった、という点でした。

(4)機材:
必要な機材は、再生プレイヤー、プロジェクター、スピーカーの3点セットです。せっかくの上映会なので、高画質、高音質でやりたいと思い、ブルーレイプレイヤー、フルハイビジョンプロジェクター、サブウーファー付きスピーカーを用意することにしました。とはいえ、実はこの機材まわりについて詳しくない私はなかなか難航しました。ブルーレイプレイヤーについては、当初、自分のパソコンで代用しようと思ったのですが、なんだか上手くいかず、結局、友人からタダで借りることにしました。フルハイビジョンプロジェクターについては、これは借りるしかないので、インターネットで見つけた業者からレンタルしました。プロジェクターには、いろんな画質のものがありますが、上映会用であれば、フルハイビジョンがイチオシです。かなり大きく映しても綺麗なので、臨場感が全然違う と思います。スピーカーについては、ちょうどサブウーファー付きがあったので、あわせて同じ業者から借りました。これも臨場感アップに一役買ったと思います。ところで、これらの機材の接続端子にはいろんな種類のものがあり、かなり混乱しやすい ので、当日になってあわてないように、数日前にメンバーの家でプレ上映会をやりました。もし、機材を自分で揃えた場合には、この事前確認はとても大事だと思います。

(5)当日の段取り:
最初に、私から挨拶と上映会の趣旨を簡単に話して、さっそく上映に入りました。上映後は、私からもう少し上映会を開いた経緯や思いなどを話し、少人数であることを活かして、それぞれ感想を一言ずつ述べて頂きました。感想会は、たいへん盛り上がりました。

ご参加して頂いた方みなさんにも喜んで頂き、私としても、未知だったことも多く、楽しく充実した経験となりました。

もし、上映会の開催を迷っていらっしゃるのであれば、こんな感じでもいいんだということで、ぜひ開いてみていただければ、と思います。

TOP